2025年8月5日火曜日

アガサ・クリステイ「殺人は容易だ」(2023):ミーヌ・ガウル監督作品
前後編に分けてオンエアされたものを昨夜続けて観た。
まだ英国がナイジェリアで植民地支配を続けていた時代の設定。
主人公は黒人の元警察官・・・というと
「夜の大捜査網」のシドニー・ポワチエが演じたバージル・チップスを思い出すが
こちらは若く初々しいルーク・フィッツウィリアムス。
ナイジェリアからロンドンに赴任してきたという設定。
それでも人種差別は同じで、彼の捜査に協力する白人女性との
2ショットは、観ているコチラがハラハラする。
話はロンドンに向かう列車で一緒になった老婆が
彼女の村で起こった一連の事故死は殺人の疑いがあると
打ち明けられ、直後その老婆も自動車事故で亡くなる。
彼女に頼まれた競馬の馬券が当たり、その配当金を返しに彼女の村へ。
果たして一連の事故死を調べていくうちに
それは仕組まれた殺人である事が分かってくる。
彼女の言っていた”地位のある人を誰も疑わない”の
地位のある人は村の殆どを仕切っている成金の暴君であり
その暴君に反対する者は、その後も殺されてゆく。
しかしインド女性が監督だけに有色人種への
白人社会の差別を匂わせ
長く植民地支配を続けた英国ならではの背景が浮かび上がる。
それでも謎解きにもならない分かり易い展開とみえて
実はアガサらしいドンデン返しが用意してあり最後まで楽しめる。

取り敢えずオメザにスイカ!
さて朝食は何にしよう。
キャベツともやしの味噌汁
鯵の開きを焼き
漬物代わりにピーマンと昆布の佃煮和え。
納豆には和布蕪。


 

2025年8月4日月曜日

 


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映画「戦艦バウンティ」(1962)から”愛のテーマ”
此の映画、当時の製作費の記録を塗り替えた。
もちろん、本物そっくりな戦艦の膨大な製作費もバカにならないが
撮影期間が、初めの想定より大幅に伸びた事による。
映画の内容はバウンティの船員達が艦長ブライの横暴に
反旗を掲げる話であるが、その前に立ち寄ったタヒチ島の魅力に
取り憑かれた船員達が地上の楽園タヒチに戻りたいという欲望が
そうさせたと言われている。
そんな映画の撮影隊も同じように主演のマーロン・ブランドが
島の娘と恋に落ち
(まあ、彼の場合は何度目か分からない位であるが)
撮影クルーも仕事よりも恋を選び、撮影は捗らずタヒチ・ロケは
伸びに伸びたという訳。
此れはリズ・テーラーがリチャード・バートンと熱愛中で
70mm大作映画「クレオパトラ」のローマ・ロケが
遅れたのと同じ。そちらは監督が首になって事なきを得たが
「戦艦バウンティ」の監督はルイス・マイルストン
「西部戦線異常なし」や「凱旋門」の名将、首にならず
そのまま撮影は続き完成させたが
監督はタヒチ娘との恋が命取りになったか
これが遺作となっている。
音楽はナチスから米国へ亡命した作曲家ブロニスラウ・ケーパー。
ダイナミックな構成に此の美しい愛の歌が私の印象に残った。


7年前のアーカイブ

こんな早朝からサーフィンに行く娘、してる男、そしてそれを撮る人。  


 

 

宇佐美のベランダのハーブ達は
台風が雨を持って来てくれたのでセーフ。
 先ずはミントでカクテル・モヒート。 
ライムの代わりに庭のレモンはいつもの通り。
 バジルはトマトとオリーブオイルと塩でカプレーゼもどきのサラダに。
 そして東京駅地下で買って来た 中華惣菜の盛り合わせ
や鶏肉のガイヤーンで多国籍ディナー。
花火は、たったの20分で終わる。 






2025年8月3日日曜日

 



浅草橋場・居酒屋山

今夜はウチから一番近い和洋レストラン"いいま
"のつもりで出掛けたら5時には満席。
うーん此の店を甘く見たなと
次なる店を巡回バスめぐりんで奥浅草の橋場へ。
一応予約していたが此処も満席、辛うじて入れる。
今日の目玉は岩牡蠣、此の大きさと味には降参。
鯨の竜田揚げ、米ナスの田楽、
何方も完成度高し。
刺身の盛り合わせは豪華!
"いいま"と比べるとどっちが勝ちかな?


2025年8月2日土曜日

 

浅草千束通りの竹松
地元では有名な鳥肉屋
その店の前で夕方から
焼いているのが此の焼鳥たち
何も鮮度も良くリズナブル。
此れを買っておけば
亭主たちは寄り道をしないで
家に帰ってくると下町のカミさん達が言う。
適当に、その部位を買って今夜はおウチ居酒屋。
冷奴に、冷やしトマト
金宮焼酎のホッピー割り
締めには卯の花麺
此れはご飯に見えるが
実は稲庭うどんを細かく砕いた物。
此れを鶏ミンチのスープで冷やして頂く、
まぁ夏にはテッパンの一品だね。