2025年6月14日土曜日

「フライト・ゲーム」(2014):ジャウム・コレット=セラ 監督作品
 珍しい監督の名前はスペイン人だから。
彼は若い時にハリウッドに転居し
ミュージック・ヴィデオとCMで名を上げた。
主演のリーアム・ニーソンとは「アンノウン」で組んで以来
相性が良いらしく此の作品の後も「トレイン・ミッション」と
続けてヒットさせている。
だから此のアイルランド出身の大型俳優の苦悩の表情が
3本繋がって見えてしまうのが難点。
彼の役は航空保安官という設定。
そんな職業の人が飛行機に乗ってるなんて知ってました?
とにかく離陸直後、彼の携帯に脅しが入る
”指定の口座に金を振り込まないと乗客は一人ずつ死ぬ”と
どうやら犯人は乗客の中にいるらしい。
映画はパニックというより犯人探しのミステリーである。
果たして犯人は誰か?
彼に協力するスチュワーデスや席が隣の女まで怪しい。
操縦士の一人も殺される。
終いには爆弾を仕掛けたとまでメールが来て絶対絶命。
それでもリーアム・ニーソンだから 何とかなると・・・
でも、彼には娘を亡くして以来自暴自棄でアル中という
問題があり、しかも振り込みを指定された口座は自分なのだ。
状況を知らせても狂言、いや乗っ取り犯人だと
信用してもらえない。
さあ、どうする?どうする?
今は、機内に爆弾を仕掛けられた時のマニアルがある
爆弾のコードを外せ無い時は、それドアの側に置き
蓋をするように乗客の荷物を重ね、飛行機の高度を下げ
落ちても逃げられるようにする・・・なんて知ってました?
昨日、インド航空のヒコーキが落ちて沢山の乗客が亡くなったから
此の映画と重なり、そのパニック具合も想像を絶するが
出来るなら飛行機には乗りたく無いと思わせる映画。
絶対、機内では上映出来ない作品だろう(笑)




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