リタ・トゥシンハム(1942〜)
昨夜BSの録画で観た「ヴェラ〜信念の女警部」に
懐かしい此の女優が出ていた。
英国映画のニューウェーブ運動”怒れる若者たち”の旗手
トニー・リチャードソン監督のデビュー作「蜜の味」に
リバプールから抜擢された此の女優はご覧の様なユニークな顔
そのデビュー当時のまま、いや少し老けたか?
思えばリチャード・レスター監督がカンヌでグランプリを取った「ナック」に主演、
続けてデビット・リーンの「ドクトル・ジバゴ」では
主演のオマー・シャリフとジュリー・クリスティの忘れ形見で
ラストに登場、強烈な印象を残した。
そう彼女の顔のインパクトは、わっ出た!と言うくらい凄い。
此の回の「ヴェラ」でも、あの大きな鼻に点鼻薬を挿して前半に登場。
せっかく彼女を使っているのに此れだけで終わらないよなと
推測通り、後編で麻薬王に利用される哀れなカジノのディラーを演じていた。
私に取って、彼女はやはり特別な存在、”青春時代のアイドル”。
そのまま少し目鼻のバランスを変えれば先のエリザベス女王にも
オードリー・ヘプバーンにも成る顔だが、今や怪優のジャンルか?
おん年82の筈だが、其の演技表情は当時のまま懐かしくて・・・。
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