2025年4月16日水曜日

「レッド・スパロー」(2018) :フランシス・ローレンス監督作品
題名の”レッド・スパロー”はロシアが作ったスパイ養成所
そこへ、プリマドンナを夢見るバレー・ダンサーのなに
怪我をした姪を入所させるのがロシアの諜報機関の叔父
彼が”私の勘に狂いはなかった”と彼女は色気と頭の回転の良さを武器に
メキメキと腕を上げ、ウィーンに居る米国諜報部員の
最新秘密情報を盗むべく彼女を送り込む。
このプロットなら良くある”美しき女殺し屋”と同じなのだが
此の映画には驚く様な主演クラスの俳優が脇役として登場する。
先ずは「愛の嵐」のシャーロット・ランプリングが
”レッド・スパロー”の所長に。
そして「戦慄の絆」のジェレミー・アイアンズが
ロシアの諜報機関の上部に
それと此の顔は一度みたら忘れない強面
「ハリーポッター」のキアラン・ハインズ。
オマケで現在ロシアの大統領プーチンのソックリさん
マティアス・スーナールツ。
その彼が主役のジェニファー・ローレンスの叔父役。
ととにかく皆キャラが強くて劇画の様。
話は此の手の映画に良くある裏の裏、
二重スパイが、また寝返って・・・と
78歳の私には話に付いて行けない展開だが
全編、東欧ロケというリアリティもあり
取り敢えずミュージック・ヴィデオ出身の監督
フランシス・ローレンスのテンポは切れ味が良く最後まで
ダレる事なく進み、何より主人公の”レッドスパロー=赤い燕”の
アクションと色気を楽しめた。
此れは当然”美しき女殺し屋”のBOXに入るだろう。

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