スポットで流れた番組宣伝に気になる俳優が出ていたので
前後編録画して観てみた。
その気になる俳優とは片桐仁、
多摩美出身でアート作品も作りながら異色俳優として
此の所TVドラマにチョコチョコ出て居る。
多摩美出身と言えば竹中直人もそうだか少し芸風は被る。
もうオンエアが終わって居るからネタバレしても良いだろう。
今回、彼の役は、お笑い芸人出身だがSNS等あらゆる媒体を使い
都知事に成り、次は此の国のトップ総理大臣の座を狙う極悪人。
その狂気を此の俳優は”危なく”演じる。
ロシアのプーチンはウクライナのゼレンスキーを
たかがコメディアン上がりと馬鹿にして居るが自分は
悪名たかいKGB上がりだ。
米国現大統領トランプも元はバラティ番組の司会だ。
都知事・片桐仁に実行犯として使われる男役は平山祐介
前都知事を焼き殺したのを始め、都政の闇を追求する
女性都議員を脅かす目的で次々と殺人を重ねて行く。
此の俳優、パリコレ・モデルでフランス帰り
薫ちゃんも、ヤラレちゃうくらい格闘技も出来て凄い。
此の二人に最近、”京都人の密かな愉しみ”等やたら売れて居る
”ワサビ顔”こと毎熊克哉が思わせぶりに絡み、話を複雑にする。
まあ、水谷豊、寺脇康文のコンビが”上から”の圧力で
捜査を外されそうになるのはいつものパターンだが
それに”ヒマか?”の山西淳やピルイーターの神保悟志が
陰ながら応援するのもいつも通り。
内閣情報調査部の仲間由紀恵も敵のフリして、二人を助けるのも同じ
キャスティングで、だいたい途中で展開は読めるのだが
それでも時代を反映した闇サイトを使った強盗
都知事選の呆れたITの使い方と、未だ鮮度のあるネタを盛り込んだ
脚本・真野勝成や演出・橋本一を誉めるべきであろう。
それにしても此のシリーズ最終回に
シャーロックの敵役モリアーティみたいな毎熊克哉に
余韻を残して”また次を観てね〜!”はズルイんで無いかい?
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