2025年2月21日金曜日

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019)
グレタ・ガーウィぐ監督作品 
もう何度も映画化されている有名な小説の映画化。 南北戦争当時のアメリカのマサチューセッツ州に住む 4姉妹の話だ。 物語は次女ジョーの目線で少女時代の夢や悲しみが描かれる。 私は原作を読んでいないので誰が長女で末娘なのか 途中で判らなくなったが、それでも次女を演じる シアシャ・ローナンはピーター・ジャクソンの「ラブリーボーン」で 見覚えがあるのでスムーズに入れた。 とにかく先日の「ダウントンアビー」と同じ様に オスカーを取った時代考証の見事さに目を見張る。 現地ロケと思われる建物が欧州でなく米国に未だ現存しているのが凄い。 しかし女性監督グレタ・ガーウィグは時代考証とは別に 原作を冷静に分析し、現代にも繋がる普遍的な作品に仕上げた。 先ず、時系列の展開ではなく可成りカットバックさせて それぞれの姉妹の気持ちを繋げているから ボーッと観ていると分からなくなる。 (これだけ似ていない姉妹は演技力中心のキャスティングか?) 娘達の彼氏に新しい”デューン”の青年も居る。 主役のジョーは小説家として自分達の物語を書き出版社に売り込むが 此んな暗い話では売れないと突き返され、 ではと、著作権との交渉にエンディングをハッピーエンドに変える ラストは原作にあるのだろうか? 

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