2024年11月22日金曜日

浅草・和洋食屋いいま
此の店は信号を渡りウチから3分の所に有る。
以前の金泉の様な何でも有る店だ。
今夜は入口の刺身定食の写真に誘われた。
その前にバイ貝の酒蒸しも取り
熱燗一本で和食コース。
ご覧の様な刺身の盛合わせを肴に。
その内に、ご飯と味噌汁が。
此処は、ご飯の炊き方もワカメの味噌汁も上手。
そして、何よりな下町値段(^^)
次は生ハムと海老のコキーユ、
そしてビーフステーキのマデラソースの洋食定食かな?
ウチに戻ってデザートは
入谷の石窯パンから買ってきたアップルパイに、
弘前のりんごスライス。


 

2024年11月20日水曜日

剣(1964): 三隅研次監督作品
大映の2枚看板、カツライスとして勝新太郎と市川雷蔵はライバルであった。
長谷川一夫の後を追い、白塗りの2枚目でリードしたのは雷蔵だが、
勝新は"座頭市"で巻き返した。
発表されたばかりの三島由紀夫の原作を雷蔵が是非にと
会社に持ち込んだ企画である。
同じ三島由紀夫原作の金閣寺を映画化した市川崑の「炎上」で
主演演技賞を総なめにした彼は6年後、
もう一度勝新に差を付けようと挑戦した訳である。
「炎上」で坊主頭にした雷蔵は此の時、何歳だったのだろう。
大学3年あたり、無化粧で見事にそれらしく演じている。
話は三島由紀夫の思想そのものを映画にしたような作り。
子供の時から題名通り"剣"の道を極めようと剣道に打ち込む大学剣道部の青年が、
剣道部主将に指名され、世俗の誘惑に負けず、
部員への指導と合宿に挫折して自ら命を断つ話だ。
それは市ヶ谷の防衛庁で割腹自殺した三島由紀夫と重なる。
映画に先駆け、雷蔵と三島は共に剣道部の稽古を見学したと言う。
市川雷蔵は
歌舞伎俳優の養子を2度も経験し、
そこに自分の居場所は無いと映画俳優に転身した。
その数奇な生い立ちに彼の演技に影の部分を指摘する人も多いが、
何よりそれを超えた清々しさは三島由紀夫も絶賛している。
此の映画でも、それは謎の微笑として最期まで余韻となる。
兎に角、三島&雷蔵研究には欠かせない作品だ


 

納豆シラス和布蕪ご飯 
糠漬けはご覧の通り
 味噌汁の具は茄子にシメジ 
これから上京すると言うのに雨か・・・。 
 

2024年11月19日火曜日

生山葵と自家栽培レモン!
高騰してる筈の蛸の刺身には生山葵。
寒いからと鍋料理でピエンロー。
干し椎茸を戻した汁に骨付き鶏肉で出汁を取り、
白菜の厚い所を先に豚バラ肉に春雨等を煮込む。
此れには白胡椒にレモン搾り。


 

2024年11月18日月曜日

Godzilla: King of the Monsters(2019):マイケル・ドバティ
私はプロレスは詳しく無いがリングに6人位が上がり
同時に敵味方入り乱れて戦う生き残り戦のことを
”バトルロイヤル”と言うらしい。
此の映画は正しくそれだ。
観客は中華で言えば満漢全席。次から次と旨そうな料理が、いや怪獣が登場。
ゴジラにラドン、モスラ、そしてキングギドラ
怪獣の中に人間が入っていた着ぐるみ時代の映画に
「大怪獣総攻撃」と言う作品が有ったが、もうその頃は流石に私も子供騙しの怪獣映画は卒業していた。
東宝からそれらの怪獣の版権を買ったハリウッドが
大人を騙せるかと作ったのが此の作品。
ピーター・ジャクソンのキングコングに出ていたカイル・チャンドラー
日本から渡辺謙。中国のチャン・ツイイー
そして私の贔屓俳優英国のチャールズ・ダンスと、まあキャスティングは申し分無い。
しかし脚本が無茶苦茶と言うか、ややこしくて途中で、どうでも良くなる。
人間が地球の自然環境を破壊しているので
その浄化作用として”太古の怪獣たち”が北極や海の底から現れ。取り敢えず地上、全部壊して地球を再生しようと言うのだ。
それに賛同した環境保護テロ組織”モナーク”が怪獣たちを
コントロール出来る装置を使い、地球上同時多発的に暴れさせる・・・
ねっ、もう酷いでしょ、こんな話に、大の大人が付いて行けます?
付いて行っちゃうんです私(笑)
兎に角、C.G.の出来の良さで、バトルはそれらしく
サービスにキングギドラが呼び寄せた新怪獣3匹もプラスされ、ウチのホームシアターは、この為に作ったと思えるくらいの迫力で昨夜の血圧は上がって酷いものでした。



浅草・徳太郎のきんつばでオメザ
目が覚めて来たので朝ご飯を作ろう٩( ᐛ )و
バラ肉と玉葱を炒め
チキンコンソメとカレー粉で
カレー焼飯。


 

2024年11月17日日曜日

ジェラシック長袖シャツ完成!
1番大きいブラキオサウルスが真ん中にもポケットにも。
さて、未だ半分生地が残っているのでアロハかな?
恐竜の側にトロピカルな椰子の木も有るし(^^)


 


昨夜のディナー
鶏皮と鮭皮をフライパン2つで焼く。
鶏皮は出た脂でエリンギや葱を炒め、塩胡椒に醤油少し。
鮭皮はカリカリにしてレタスの上にトッピング。
ドレッシングはオリーブオイルにレモン搾り。
メガドンキのイカリングにはマヨネーズ。 

2024年11月16日土曜日

「コルドラへの道」(1959):ロバート・ロッセン監督作品
ロバート・ロッセンと言えばポール・ニューマンの「ハスラー」の監督として有名だが
此れはその一つ前の作品。
タイトルを読み間違え”コロラドへの道”という西部劇だと。
しかし内容はだいぶ違うものであった。
時代は欧州で第一次世界大戦が始まり米国も参戦しようと国内の気運が高まっていて
場所はメキシコとの国境沿い。
パンチョ・ビラ率いるメキシコの反乱軍が農場に立て篭もっているのを
アメリカの騎兵隊が奇襲攻撃で攻略する戦闘場面から始まる。
この戦闘態勢が騎馬隊1000人余りが一列に並び、
砦と化した農場へ攻め込む時代遅れな戦法のスペクタクル。
多大な犠牲者が出たものの、砦攻略に成功したした騎兵隊軍は
ゲイリー・クーパー扮する少尉に反乱軍に協力した女農場主を
非国民としてコロドラへ輸送する計画を立てる。
それも、その戦闘で功績を上げた兵士7人を選び護衛させる。
彼らを英雄として表彰し欧州への参戦気運を盛り上げようというのだ。
かなり強引な展開だが此れには脚本に自ら参加している監督
ロバート・ロッセンの”過去”が関係している。
彼は1950年代のハリウッドの赤狩りで映画界を一度追放されている。
ギリシャに逃げたジュール・ダッシンや英国に活動の場を移した
監督ジョセ・ロージーと同じだ。
ただ彼は海外に拠点を作れず不遇に耐えかねて”転向”してしまった。
非米活動委員会で共産主義者の仲間の名前を証言してしまったのだ。
その過去が此の映画には強く反映している。
先ず、護衛を命ぜられた兵士7人は皆、表彰されるのを良しとしない。
彼らも、それぞれ”過去”があり公の場に英雄として立たされては都合が悪いのだ。
中の一人など殺人を犯して逃亡の隠れ蓑として騎兵隊に紛れ込んでいた。
そして女農場主を凶暴な兵士から守る筈の少尉ゲイリー・クーパーも
実は以前の戦さで敵前逃亡ならぬ、敵の攻撃から逃れるため、
排水溝に隠れて居た臆病者という事実が兵士たちに暴かれてしまう。
護衛の途中、反乱軍に襲われ馬を手放し、砂漠を死の行軍となった兵士たちの欲望は、
むき出しになり女農場主を守ろうとする少尉に誰一人として従わない。
果たして彼らは目的地ゴルドラへ辿り着くことが出来るのか?
此の映画のテーマは”過去の自分への借りを如何に返すか?”
確か俳優ゲイリー・クーパーも先の非米活動委員会で
仲間の俳優を売った過去があった筈。複雑な想いで此の映画に参加して居たろう。
そんな訳で此の映画、痛快な西部劇では無く重い人間ドラマであった。

 


昨夜のディナー

宇佐美に戻ったらパスタにしようと決めて居た。
その前に熱海で買って来たシャルキトリ(肉加工品)。
伊東で先に買っておいたチーズを色々(ミモレットやパルミジャーノ)
イタリア産の赤ワインも開けて
やっている内にパスタがアルデンテに。
ペペロンチーノをベースにマッシュルームとピーマンも混ぜて
イタリアンは間違い無い!


2024年11月15日金曜日

下谷オオイリヤ
快哉湯レボンの展示の時
美味しかった此の店にお直し!
浅草からチャリを飛ばし
だからノンアルコールの
文旦のサワー。
花びらたけと菊花のお浸し
四方竹のおでん仕立て
あん肝と奈良漬のアテ巻き
もはや居酒屋のレベルじゃ無い!


 

2024年11月13日水曜日

夜明け前
取り敢えずオメザにカリントウ
その後、かき揚げ天麩羅を温め直し
汁はアサリ出汁に酒醤油
三つ葉と生卵のトッピング。







 

2024年11月12日火曜日

三屋清左衛門残日録 -ふたたび咲く花:山下智彦監督作品
藤沢周平の短編を二つ組み合わせた脚本は、いずみ玲。
例によって藩の権力争い騒動に巻き込まれた親子の悲劇を
清左衛門が隠居の身でありながら解決しようとする。
まず主役の北大路欣也は益々市川右太衛門に似て来て
堂々たる押し出しで、脇の相棒の佐伯熊太役の伊東四郎が
だいぶ草臥れて来たのに比べ、隠居には元気すぎる。
まあ、それは兎も角、此の作品キャスティングの贅沢な事!
先ずは話の要、お家騒動に巻き込まれた平役人
柘植孫四郎役に近頃やたらNHKで使われている甲本雅裕。
”京都人のひそかかな愉しみ”でも良い役をやっていた。
此の俳優は二枚目では無い、しん生の落語風に言えば
”可哀そうな国から可哀そうな事を広めに来た人”だ。
だから腕は立つから要人に護衛を頼まれ。それに失敗し
家督は下げられ、病気の母(銀粉蝶)を抱え、女房(清水美沙)には
逃げられ、また命まで狙われる羽目になるのはピッタリ過ぎて
観ている方も辛い。
それを救うのは息子(一ノ瀬嵐)先代・中村勘九郎みたいで健気。
それに絡むのが勝村政信、石井正則、大和田伸也に金田明夫と
それぞれ名前で役どころが分かりそうだが実は、それぞれ
一捻りしてある。
此の憎い演出は鬼平犯科帳などで巧い演出だなと思う時
いつも監督・山下智彦とあるので調べたらナント
あの「関の弥太っぺ」「緋牡丹博徒」「総長賭博」の
監督”将軍と呼ばれた男”こと山下耕作の息子では無いか!
まさにサラブレット。
”関の弥太っぺ”では花を上手にヤクザとカタギの境に置いた
監督の息子は此の作品ではTV画像が大型化しているのを
意識してか舞台になる海坂藩の遠景の百姓の農作業まで
丁寧に取り入れ、季節の移り変わりと藤沢周平の世界を
見事に映像化している。
まだまだ此れから先も面白い作品を作ってくれそう。



 


地元のスーパーの肉売り場に奥羽牛が2割引き。
頭に浮かんだのは昔、試してガッテンの"年寄りは肉を食え!"
長寿だった監督の黒澤明も俳優の大滝秀治も肉が好きだったらしい。
TVでやっていた理由は忘れたが高齢者は兎に角、肉を食うのは身体に良いらしい。
そう言えば冷蔵庫に何故か白滝も有ったな。
焼き豆腐を購入、此の時期春菊は無いが白菜も残って居た。
此れ等を酒と出汁醤油で煮込み
生卵を絡めて頂く。ヤッパリ何でも良いけど肉は旨いや(^^) 

2024年11月11日月曜日

スーパーにいよいよ冬牡蠣の季節!
生牡蠣は胡瓜と茗荷でポン酢。
加熱用はアヒージョにエリンギと一緒に、その油を塩パンに吸わせて。
近所の無人販売のパクチーはそのまま全部サラダに。
そのドレッシングはアヒージョの油でニンニクをフライパンで狐色にして塩胡椒レモン。
スペインのシェリー酒をグビグビ。