CINEMA-JAZZ #8
Night Train(1959) :Andrzej Trzaskowsk
当時まだ社会主義政権下のポーランド映画にもモダンジャズは使われている。
此の監督は「尼僧ヨアンナ」でカンヌ審査員賞のイエジー・カワレロヴィッチ。
夜行列車に乗り合わせた人々の人間模様を虚無的に描いた。
その音楽を担当したのはアンジェイ・トツァコフスキ
彼は自分の名前のバンド”レッカーズ”を組みピアニストとして
アメリカから来たスタン・ゲッツの公演にも参加している。
此の気だるい音楽はアメリカのアーティ・ショウの”Moon Ray"が原曲
見事にスキャットにアレンジして、映画だけでなく
当時のポーランドの社会状況までも表現している。
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