江利チエミの歌その7
さのさ:江利チエミ
ジャズからスタートしたチエミが、かくも上手に
都々逸を歌えるのか?と言うのには訳がある。
彼女の父・久保益雄は音楽センスに長けた人で
独学でクラリネット演奏者からピアノ弾きに転向、
チエミが生まれた頃には客船のバンドマスターを経て、
当時は東京の吉本興業のスターだった柳家三亀松の
相三味線やピアノ演奏までと
兎に角なんでも楽器をこなした。
恐らくチエミは子供の頃から父の演奏を聴いて育ったに違いない。
ジャズ歌手が苦手とする日本独特の”コブシ”なども
チエミにとっては英語よりも簡単だったろう。
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