「バンテージポイント」(2008);ピート・トラヴィス監督作品
上のポスターをご覧になればわかると思うが
シガニー・ウエイバー、ホレスト・ウィティカー、デニスクエイドと
出演している俳優達が何も主演級クラスなので観たが
話はスペインのサミットに来た米国大統領が暗殺されて
その会場も爆破される、その場面が
それぞれの俳優達の視点で何度も23分前に巻き戻される。
そうVantage Pointとは視点という意味なのだ。
まあ、その仕掛けは、あの黒澤明の「羅生門」の構成と同じ。
しかし彼方では真相が芥川龍之介の原作通り”藪の中”
此方はテロリスト隊が複雑に仕掛けた米国大統領暗殺計画を
登場人物それぞれの視点で徐々に見せて行くという構成。
まあ此れが、やたらまどろっこしくイイ加減にしてくれと。
それに最近のテレビ東京の此の時間帯の映画放映は
CMを挟んでの編集が雑で、此の映画同様、前に1.2分戻るのだ。
だから余計にイライラさせて早く結末を見せてくれれと
TVに向かって怒鳴ってしまう。
だから此れだけギャラの高い俳優を集めて作って
物凄い数のエキストラを集め、カーチェイスで此の街の
交通止めはどの位されたんだろう。
此の年(2008)のスクリーンで輝いた映画の85位だってさ。
つまりラジー賞(くだらない映画に与えられる)に近いって事かな?
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