「カプリコン・1」(1977) : ピーター・ハイアムズ作品
此の映画、何故か全世界に先駆けて日本で先行公開されている。
アポロ11号の成功は全世界にTVの衛星中継で映されたが
此れがもし嘘だったら?という発想で作られたのが此の作品。
その間にウォーターゲート事件があり
アメリカは国家がらみで嘘をつくことあると。
有人火星探査宇宙船カプリコン・1は国家がらみのプロジェクト
これを失敗させたら時の政権も危ういとNASAを巻き込み
砂漠の軍事基地に偽の火星の陸地のセットを仕込み撮影
あたかも衛星中継風に見せかけるというインチキ。
これを。その乗組員3人は知らされて無く
ギリギリで彼らの家族を人質に
飛行船から抜け出させ軍事基地へ移動させる。
勿論、宇宙船の中もセット、彼は仕方なく
そこに居るかの様に振る舞う。
火星も無重力らしいので宇宙船から梯子で降りたら
”ハイ、そこでスローモーション!”と映像エフェクトを
かけるのが可笑しい。
此の3人は地球に帰還する筈だが本物のカプリコン・1は
着地に失敗、消滅してしまう。
それで、彼らが生きていては不味いと今度は命を狙われる。
それを察知した彼らは軍事基地から飛行機を奪い逃げ出すが
なんと燃料切れで胴体着陸しかし、そこは砂漠のど真ん中。
宇宙服のまま、3方向に別れて逃げるも
何せ砂漠の猛暑の中ガラガラヘビにサソリと
此の監督兼脚本のピーター・ハイアムズは
アクション映画のプロだからサスペンスの盛り上げが巧い。
そして、その”大統領の陰謀”を嗅ぎつける新聞記者に
監督と同じユダヤ系俳優でデビュー作「破壊」以来のコンビ
名優エリオット・グールド。
彼は「ロング・グッドバイ」でフィップ・マーロウ役だから
此の真実を追う姿が重なる。
そして彼を助ける元彼女役にカレン・ブラック。
彼女は私の贔屓女優「イージーライダー」から「イナゴの日」
「エアポート75」ではジャンボジェット機まで操縦しちゃった。
更にオマケは”刑事コジャック”の怪優テリー・サバラス。
セスナ機で農薬を撒く商売だが彼を助けてというより
幾らくれる?と、どんどん値段を吊り上げる酷い奴だが
エリオットを乗せて宇宙飛行士の1人を救い出し
セスナの翼に乗せて、追いすがる軍事ヘリコプター2機をまく
かなりスリリングなグランドキャニオン遊覧飛行。
もう面白いのなんの。
実は此の映画、封切りで観た筈だが全然覚えてなくて
いやボケるって良いね〜何度でも映画を楽しめるから(笑)

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