作曲家アレックス・ノース特集その8
「シャイアン」(1964)
此の監督ジョン・フォードと言えば西部劇の巨匠だが
それまで先住民を開拓者の敵としてしか扱わなかったが
此の作品で初めて彼らを対等のアメリカ人として扱い
西部開拓史の犠牲者として描いた。
主演のリチャード・ウイドマークも、その面構えから
悪役しか演じてこなかったが、此処では
彼らの理解者の役を貰った。
音楽のアレックスは先に大作「クレオパトラ」をやっているので
そのスケール感を此れではオーケストラで表現している。
何処か悲劇的なメロディーは先住民たちの先行きを
暗示しているようだ。
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