歴代アカデミー賞作曲賞1980年代 その8
「ラウンドミッドナイト」:ハービー・ハンコック
監督はフランスのベルトラン・タヴェルニエ
モダンジャズ・ブームの末期パリに流れついたサックスプレイヤーと
フランス人の青年との友情を描いている。
その異邦人役を本物のサックスプレイヤーの
デクスター・ゴードンが演じた。
ジャズ映画としては先に「パリの哀愁」と言う
ポール・ニューマンとシドニー・ポワチエの作品が有ったが
フランス映画というところに味が有った。
これに自らも出演したハービー・ハンコックが音楽を付け
そのままでは詰まらないと題名にもなったセロニアス・モンクの
名曲をスキャットでアレンジしたりしている。
ハービー・ハンコックにとっては師匠マイルス・デーヴィスの
得意なレパートリー。
負けじと張り切って此の受賞を物にした訳である。
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