歴代アカデミー賞作曲賞1990年代 その2
「ダンス・ウイズ・ウルブス」:ジョン・バリー
俳優のケヴィン・コスナーが主演監督をした此の映画は
先にロバート・レッドフォードが「大いなる勇者」に描かれた
開拓時代に生きた孤高な男の生き様に刺激されたか、
自らメガフォンを撮った作品。
南北戦争後、一人の男が自由な暮らしを夢みて
愛馬と山奥に入り自給自足の生活を始める。
偶然、出会った原住民インディアンとの友情に
又、彼に近づいて来た野生の狼との交流も描いている。
インディアンが悪役でない西部劇は珍しくないが
此の作品では広大な西部の大地にバッファローが
群れをなし駆け回る背景にジョン・バリーのスコアは
「野生のエルザ」「愛と哀しみの果て」とは又違うスケール感と叙情性を出し
見事ケヴィン・コスナーに作品賞まで与えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿