歴代アカデミー賞作曲賞1950年代
真昼の決闘(1952):ディミトリ・ティオムキン
'50年代は此のディミトリ・ティオムキンの全盛期だった。
「紅の翼」「老人と海」と3度もオスカーを手にしている。
彼のややこしい名前は彼がロシア移民だったから。
それでも市民権を取って直ぐフランク・キャプラの「失われた地平線」
「スミス都へ行く」「素晴らしき哉、人生!」
オスカーは取れなかったが「ジャイアンツ」(1956)「OK牧場の決闘」
「リオ・ブラボー」「アラモ」TV「ローハイド」などの西部劇
70mmスペクタクル映画「北京の55日」「ローマ帝国の滅亡」
そしてジーン・ピットニーが歌った主題歌「非情の町」
此の「真昼の決闘」はフレッド・ジンネマン監督
ハリウッドの”赤狩り”真っ只中、町を守るため孤立する保安官に
自らをなぞらえた脚本カール・フォアマン此の後、英国へ亡命したが
主題歌"Do not forsake me,My Darling"はメロディアスな曲調で
映画が終わった後も耳に残り、大ヒットした。
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