世界サブカルチャー史 欲望の系列シリーズ
BS-1で放映している此のシリーズが中々面白い。
先にやっている”映像の世紀”と重なる部分はあるが
”サブカルチャー”と限定して、それらの映画や音楽で
50年代、60年代と10年置きに括り、それらの作品から
アメリカのその時代を解説している。
例えば先日放映された60年代では
「ティファニーで朝食を」は当時の米国の都市と地方の格差を炙り出し
アメリカン・ニューシネマの「卒業」「真夜中のカウボーイ」から
ベトナム戦争前後の若者の閉塞した心情を読み解くといった塩梅。
まさに”映画は教えてくれる”
米国に上陸したビートルズがプレスリーの家を訪ね
そこに有ったニクソンとプレスリーの2ショットの写真に
ジョン・レノンが異議を唱え、気まずい雰囲気になったとか
”サブカルチャー”とはメインカルチャーとズレた
一般大衆ならではの文化、それが裏の真実を伝えてくれる。
NHKにしては真面な造り手の姿勢
此れからの放映予定は此処、お忘れなく!
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