世界音楽旅行 番外編 昭和歌謡その1
アラビアの唄 :二村定一
自分で行かずに世界旅行をしていた歌が有る。
此れは昭和3年と言っても解りづらいが1928年
今から94年前に先に”君恋し”で登場した
二村定一という歌手がレコードに吹き込んでいる。
此の歌はMGM映画「受難者」(1927)の主題歌で
作曲作詞はフレッド・フィッシャーの歌を
当時米国から帰国した堀内敬三が訳詞してヒットさせた。
此の堀内敬三の名が私の記憶にあるのは
NHKラジオ番組「話の泉」で”お話は堀内敬三さんでした”と
アナウンサーが繰り返し言っていたからである。
彼は、あの”浅田飴”の御曹司で、早くから海外に留学
訳詞だけでなく現在の慶應義塾大学応援歌
”若き血”の作詞作曲者でも有り
松竹蒲田撮影所の音楽部長、日本大学教授を兼任
現在も続く「音楽の友」誌の設立者でもある。
さて歌手の二村定一については、又次の機会に。
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