世界音楽旅行 番外編 昭和歌謡その2
ナイルの歌:二村定一
昨日に続き二村定一の歌で堀内敬三訳詞
ジョージWメイヤー作曲
歌手の二村は下関の料亭の経営者と義太夫芸妓との
間に生まれた妾の子、小さい時に宝塚歌劇団に憧れ、
その後、浅草オペラに入団するも関東大震災で
浅草オペラは衰退、いち早く米国ポピュラーソングに
興味を持ち、自己流でクルーナー唱法を覚え
ジャズバンドにヴォーカリストとして参加
日本有数のジャズシンガーとなった。
日本ビクターで吹き込んだ先の”私の青空”と”アラビアの唄”が
日本で最初の流行歌手として売れに売れ
その大きな鼻をシラノノド・ベルジュラックに
例えられ”ベーちゃん”と呼ばれ人気者となった。
エジプトのナイル風景を堀内敬三が訳詞
当時の日本人が誰も行ったことのない映像を思い浮かべた。
0 件のコメント:
コメントを投稿