天井桟敷「邪宗門」:J.A. Seazer (1972)
日本のロックの流れに此れを入れたい。
寺山修司が本当かどうかは分からないが家出少年少女を集めて
劇団・天井桟敷を結成したのは私がまだ学生時代。
武蔵美同級生が粟津潔教授に頼まれて
渋谷に立ち上げた天井桟敷劇場の看板装飾をやっていた。
万博に参加した粟津教授がディズニーランドに触発された
その派手なデザインは、その頃はまだ静かだった渋谷の
新しいアイコンとなった・・・
と前置きはともかく天井桟敷の舞台音楽を担当したJ.A. Seazerは
キーボードをメインとするプログレシブロック。
寺山修司の戯曲には欠かせない土着的な情念を音楽で表現した。
英国のそれがバロック音楽に影響されている様に
彼の音楽には御詠歌や盆踊りなどからの攻め方を感じた。
0 件のコメント:
コメントを投稿