スターリン葬送狂騒曲(2017) : 監督アーマンド・イアヌッチ
ソ連の歴史は詳しくないが
スターリンの独裁政治が此れほど凄いものとは・・・。
彼のリストに載ってしまうと呆気なく粛清(銃殺)されてしまう。
此れは怖いのを通り越して、もう笑うしかない。
此の映画スターリンが突然死んで、その後継者争いが
面白おかしく描かれる。
此の映画、ロシアの話なのにイギリス製作だから英語。
そして演じるのも英語圏の俳優たち。
私らの世代にはフルシチョフが一番馴染があるが
その役をハリウッドの怪優スティーブ・ブシェミが
似てないのに強引に演じ、段々それらしくなって来るのは流石。
他にもマレンコフ。
此の名前は昔新宿ゴールデン街に出入りしていた
カラオケ・アコーデオン弾きの渾名がそうだったので
確かに、同じ顔でした(笑)
英国は”UGLY=醜い”というモデルクラブがあるくらいで
奇相の俳優が沢山居るから此の登場人物の多い集団ドラマも
それぞれの顔が覚えやすい。
そう、権力者は”ナンバー2を育てない!”通例通り
にスターリン以外は烏合の衆。
その中で誰が権力を握るか?必死のレースが見所。
いやはや、ゾッとしながら笑った笑った。
でもソ連からソビエトに国名前が変わった今も
そんな独裁者を支えている」かの国の方達は不思議だな。
因みに当のソビエトや、その支配された国々カザフスタン、キルギスで
此れは西側のプロパガンダ映画だと上映禁止。
そりゃそうだ、スターリンの時代と変わってないもん(笑)
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