David Arnold Works#2
Sherlock (BBC) : David Arnold
昨日も書いたがデヴィッド・アーノルドの此の曲は
同じ英国のモーリス・ジャールの打楽器の迫力あるスケール感に
ジョン・バリーの繊細なメロディーラインを思い起こさせる。
まあ1977年のピアーズ・ブロスナンの007”トゥモロー・ネバー・ダイ”
以来、ジョンバリーの跡を継いだ訳だから
その編成やメロディーも彼の頭には入っていた筈だ。
それにしても此の”SHERLOCK"の音楽には驚いた。
シャーロック、ワトソン、マイクロフトそしてモリアーティと
様々な登場人物が、宮廷舞踏会で円舞曲を踊る様な仕掛け。
此はとリフォーの「アメリカの夜」でジョルジュ・ドルリューが
撮影所を宮廷に見立てたのと同じ解釈。
ヨーロッパの音楽的背景に古典音楽がベースにある事を感じさせる。
此のSHERLOCKシリーズ、1,2,3と全てサウンドトラックが出ており
何も変化に富んでいて楽しめる。
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