2021年8月29日日曜日

David Arnold Works#2
Sherlock (BBC) : David Arnold 

昨日も書いたがデヴィッド・アーノルドの此の曲は

同じ英国のモーリス・ジャールの打楽器の迫力あるスケール感に

ジョン・バリーの繊細なメロディーラインを思い起こさせる。

まあ1977年のピアーズ・ブロスナンの007”トゥモロー・ネバー・ダイ

以来、ジョンバリーの跡を継いだ訳だから

その編成やメロディーも彼の頭には入っていた筈だ。

それにしても此の”SHERLOCK"の音楽には驚いた。

シャーロック、ワトソン、マイクロフトそしてモリアーティと

様々な登場人物が、宮廷舞踏会で円舞曲を踊る様な仕掛け。

此はとリフォーの「アメリカの夜」でジョルジュ・ドルリューが

撮影所を宮廷に見立てたのと同じ解釈。

ヨーロッパの音楽的背景に古典音楽がベースにある事を感じさせる。

此のSHERLOCKシリーズ、1,2,3と全てサウンドトラックが出ており

何も変化に富んでいて楽しめる。












 

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