ニーナ・シモン特集 #5
I Shall Be Released-Nina Simone
ご存知ボブ・ディランの作詞作曲であるが
彼のバックバンドだったザ・バンドがカヴァーしてヒットした。
I Shall Be Released=私は解放されるだろう。
如何なる抑圧にも負けないというメッセージは
人種差別と戦ってきたニーナが歌うと説得力がある。
幼い頃からその才能を認められクラシックピアニストになるべく
音楽大学を目指すも、50年代の人種差別に入学を断られ
ナイトクラブのピアニスト兼歌手で生きてきた彼女には
此の歌は当に自分の意思そのものだっただろう。
当時の様々な人種差別に彼女は抗議し戦い続けた。
そういう意味では此の歌はニーナの歌でもあるのだ。
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