2020年9月18日金曜日

Dimitri Tiomkin - Deguello (ORIGINAL from RIO BRAVO)
昨日の「太陽は傷だらけ」に使用されたトランペット。
此の音色は哀愁に満ちているが、他にも此の楽器を
効果的に使った映画音楽が実に沢山あるのだ。
有名なのは「リオブラボー」「アラモ」と2度も使われた
トランペット曲 ”Deguello”
私の記憶では「北京の55日」にも使われた様な・・・。
起用したのは映画音楽作曲家の巨匠ディミトリ・ティオムキン。
いずれもクライマックスの決闘の直前
主人公が恐らく生きては帰れまいという追い込まれた心境を
表現する音楽として当てられた。
スペイン語で”Deguello=皆殺し”を意味する此の曲はメキシコ民謡。
「白昼の決闘」「紅の翼」等アカデミー作曲賞を何度も得た
ディミトリ・ティオムキンのルーツはロシア。
ミクロス・ローザ、アレックス・ノースと
ハリウッド映画作曲家にロシア及び東欧移民が多いのは不思議だが
「ジャイアンツ」「OK牧場の決闘」「ローハイド」のスコアに、
その哀愁メロディーを強く感じるのは私だけだろうか?

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