渥美清の歌#9
ギネメルとマンフレッド (海ゆかば)渥美清
此の遺書を書き残した若者は
文学系の学生だったから、普通のそれとは少し違う。
とても不思議な遺書だ。
もし生きていれば、村上春樹の様な
優れた作家になったかもしれない。
そんな事を思うと、どうしようもないほど切なくなる。
”渥美清の遺書と軍歌”で検索すると、まだ幾つか出て来る。
それらは決して面白いとは言えないし
全部一度に聴くには、辛すぎる・・・でも
興味を持たれたら何度かに分けて聴かれると良いだろう。
あの時代に懸命に生きて死んだ若者は
まさに今の自分に繋がっているのだから。
なんとなく「浅草日記」で始めた
”渥美清の歌”シリーズは此れでお終い。
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