ジョン・バリー作曲集 #6
The Day of the Locust -John Barry
邦題「イナゴの日」として公開された此の作品は
監督ジョン・シュレジンジャーが「真夜中のカーボーイ」の
ニューヨークを舞台にしたのに続き
1930年代のL.A.映画の都ハリウッドに背景を移し
そこに群がる人間たちを、イナゴの襲来に例えて
その飽くなき欲望を凄まじいクライマックまで
スペクタクルに展開させている。
ジョン・バリーの音楽は当時流行のスイングジャズに
得意の哀愁のあるメロディーと映画の中に登場する
シュールな映像に前衛的な音楽を付け
その引き出しの多さには舌を巻いてしまう。
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