モーリス・ジャール作曲集#7
ダンケルク (1964)
近年クリストファー・ノーランで再映画化されたが
第二次世界大戦中期の連合国軍の悲劇を描いたもの。
コチラの監督は「ヘッドライト」の名匠アンリ・ヴェルヌイユ
ドイツ軍に追い詰められて英国に逃れようと
ダンケルク海岸に集まった連合国軍に紛れ込んでしまった
フランス兵(ジャン=ポール・ベルモンド)が
現地に留まったフランス娘(カトリーヌ・スパーク)と
束の間の恋に落ちる。
先に「地上最大の作戦」で音楽を担当したモーリスが
此の作品でも起用され得意の行進曲をテーマ曲にしているが
此の戦いは負け戦、ノルマンジーとは違い
何処と無く悲壮感が漂う。
特にラストシーンに付けたリフレインが映画に余韻を残す。
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