CINE JAZZ #26
Last Tango in Paris(1975):Gato Barbieri
イタリア映画に、ヴィスコンティ、フェリーニ
そしてアントニオーニとも違う新しい作風の監督
ベルナルド・ベルトルッチが登場した。
パゾリーニの原案で撮った「殺し」に始まり
「革命前夜」「暗殺のオペラ」「暗殺の森」に続き
此の「ラストタンゴ・イン・パリ」は怪優マーロン・ブランドと
新星マリア・シュナイダーのコンビ、性のタブーに挑戦した。
そして、そのエロスを音楽で表現したのが
アルゼンチン出身のガトー・バルビエリ。
彼は当時ブエノスアイレスに居たラロ・シフリンの楽団に
在籍し、テナー・サックスを吹いて居た。
此の曲はガトーの作曲だが、編曲はオリバー・ネルソン。
様々なモダンジャズ・ミュージシャンのアルバムに
参加したオリバーのアレンジが、ガトーの曲を生かしている。

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