2019年6月21日金曜日

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太陽がいっぱい(市場のシーン):ニーノ・ロータ
トランペットで演奏されるテーマ曲は映画とともに大ヒットしたが
此の場面の音楽を覚えている人は余り居ないだろう。
監督ルネ・クレマンが恐らくアラン・ドロンを
アドリブでシシリーのモンジベッロ市場に放り込み、
名匠アンリ・ドカエが撮った映像は
此の不安定な自動ピアノのシシリーの民謡に
犯行後の彼の不安な心情が見事に重なり
当にドキュメンタリー手法を劇映画に取り込んだ
”ヌーヴェル・ヴァーグ=新しい波”そのものであった事は
意外に語られて居ない。



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