Shane (1953) Victor Young

「大砂塵」の1年前にヴィクター・ヤングは

此の映画のスコアを書いている。

ワイオミングの自然を讃える様なメロディーが美しい。

そして少年の目に映る格好いいガンマンへ憧れは

そのまま観るもの心へ Shane Come Back!と反響する。

誰もが此のラストシーンに感動した覚えがあるだろう。

まさにヴィクター・ヤング音楽の真骨頂。

「サムソンとデリラ」「誰がために鐘は鳴る」など

生前、彼は22回もアカデミー賞にノミネートされながら

彼がオスカーを得たのは

亡くなった後の「八十日間世界一周」であった。