2019年2月20日水曜日

James Cotton - Honest I Do
私がブルースに目覚めたのはL.A.サンセット・ブルーバードに在る
ハウス・オブ・ブルースだ。
通りから見たら錆びたトタン屋根の小屋で
ブルースの CDや本、そしてアーリー・アメリカンや
フォーク・アートのオブジェなんかを売っていたが
奥に入ると1階建はフェイクで実は、その下に
斜面を利用した3階建てのライブハウスが在った。
壁のポスターで、その夜に彼のライブが有ることが分かった。
夕食を済ませた後、再びライブハウス戻ると
ブルース好きの若者の熱気が溢れていた。
登場したジェームス・コットンはB.B.キング並に太って
ハーモニカが入れ歯の様に見えた。
でも、演奏はビックリするくらい大きな音で
しゃがれた声に本物のブルースを感じた。
ギターを弾いていたのが何処かで見た奴だと思ったら
映画「ブルース・ブラザース」で
アレサ・フランクリンのダメ亭主役を演じた
マットギターマーフィだった。
後で聞いたら此のライブハウスはブルースブラザース
ダン・エイクロイドが経営していたらしい。
そんな訳で、1階のショップで売っていた
彼のCDやブルースのオムニバスを何枚か買い込んで
暫くはブルース被れしていた時期が私には有る。


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