武満徹の映画音楽 その9
切腹 (1962)
監督は小林正樹。
彼は仲代達矢の「人間の条件」シリーズで、海外でも評価が高かったが
此の作品でカンヌ映画祭で審査員特別賞に輝いた。
”ハラキリ”という作法で日本の武士道の残酷さを描いた此の映画に
付けた武満徹の音楽は日本古来の楽器・琵琶と尺八に現代音楽の要素を
取り入れた実験的なもので、此れで成功した彼は
その和楽器をオーケストラと組み合わせ
「ノヴェンバーステップス」( 1967)へと進め
ニューヨーク・フィルで演奏され指揮者・小澤征爾と共に
彼の国際的な評価を不動のものとした。

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