我が青春のイタリア映画音楽その3
「ブーベの恋人」:カルロ・ルスティケリ
昨日に続いてクラディア・カルディナーレ主演のメロドラマ。
前半のアンニュイなムードから
お馴染みのメロディは日本人好みの哀愁路線
映画の内容も刑期が終わる恋人をひたすら待つ
日本女性の様なイタリア女性が居ることを教えてくれた。
少し横道にそれるが
監督・増村保造は大映に入社後
珍しいケースだが、ローマのチネチタ撮影所に留学
フェリーニやヴィスコンティに師事した。
日本に戻ってから戦後イタリア女性の
陽気で逞しい生き方を若手女優・若尾文子に置き換え
「くちづけ」「青空娘」「巨人と玩具」等の作品で
当時の日本女性の新しい姿をみずみずしく描いた。
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