2017年4月24日月曜日

バルカン音楽事情その4
まず、そこに存在する国は
ギリシャ、アルバニア、マケドニア
セルビア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア、ヘルツェゴビナ
コソボ、ヴォイヴォディナ(自治州)トルコ
そしてブルガリア
まあ古代から東ローマ帝国、オスマン・トルコ帝国
それにハンガリー、オーストリア帝国と宗教の違いから
領土を奪い合って様々な民族が入り乱れ
渾然とした半島である。
つい最近も、いや今でも”ヨーロッパの火薬庫”の
異名を持つ、紛争の絶えない地域である。
言葉も、それぞれ違うから当然、文化も異なり
独自の伝統音楽が継承されている。

今日のミュージシャンAZIS(アジス)は
ブルガリアン・ロマの出身
過去のバルカン民族音楽をすべて吸収し
更に現代のテクノ、ヒップホップまで取り込んだ
多重構造のサウンドは驚異としか言い様が無い。
ただ問題は彼本体も多重構造で
ジェンダー不明というかドラッグ・クイーンというか
その趣味には付いて行けない人も居るだろう。
まさに”ブルガリアの妖怪”
AZIS - Obicham te
AZIS - Sen Trope 

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