2017年3月25日土曜日

カウボーイvsエイリアン(2011)
だいぶ前に公開された映画だが
見逃していたのをやっとBSで。
冒頭なかなかエイリアンが出てこないので
やきもきしていたが、終わってみれば
全くタイトル通り、想像通り
それが期待を裏切らない出来で面白かった。
荒野で突然、目が覚めた彼に変な腕輪が付いていて
エイリアンが彼に姿を変えているかと
「ターミネーター」と勘違いしたが
徐々にわかってくるのは
彼はエイリアンにさらわれ洗脳されている途中で
腕輪を奪い、宇宙船から脱出したという事。
エイリアンなら円盤が出て来なきゃという期待に
答え、”未知との遭遇”が攻撃して来て
ゲームセンターのUFOキャッチャーみたいに
次々に人を空に釣り上げ、円盤に拐ってしまう。

ハリシン・フォードが町のボスで
最初、悪い奴に思わせて実は
ダニエルを助けるという良い役。
さすがに貫禄が付いて渋い味を出している。
此れにダニエルが洗脳される前
率いていた強盗団の仲間が加わり
更にインディアンの部族が絡み
もう西部劇ファンなら充分な素材が揃う。
それでもエイリアンの宇宙船は
「未知との・・・」の”デビルズ・タワー”の様に
巨大で中から飛び出してくるエイリアンは
エイリアンとプレデターをミックスした様な
これまた想像通りの醜い姿と顔で納得。
そのパワーとスピードは「タイムマシン」の
未来人を思い出させる・・・という風に
様々な作品の”イーとこ取り”をした感。

”ドグ”と呼ばれる拳銃に触ったこともない男や
インディアンながら白人に引き取られて
我が子同様に育てられた男、そして
少年カウボーイが成長する過程も、何処かで
観たようだがハリソン・フォードの芝居で
結構、泣ける場面も。

テンポ良い打ち上げ花火の様な派手なラストで終わり
イタリアンと中華のフルコースを食べた気分。
それにしても007ジェームス・ボンドの時と違い
ダニエル・クレイグはスタイルが良すぎ
顔がハリソン・フォードの半分くらいしか無く
テンガロン・ハットに埋まって
なんか、子供のカウボーイみたいで可愛かった。

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