2017年2月4日土曜日

ブライアン・イーノの軌跡#4
Ambient 1: Brian Eno
イーノが発表したアンビエント・シリーズ。
”ロキシー・ミュージック”から抜けて7年あまり
もうそれにはロックの1かけらもない
ポピュラー音楽のヒット・チャートとはかけ離れた
純然たる前衛音楽と成っていた。
”ミュージック・フォア・エアポート”と名付けられた此の曲は
現代音楽でいうミニマム(繰り返し)形式
アンビエント・ミュージック=環境音楽
つまり音楽が施設の空気清浄機と同じ様に
B.G.M.として心を落ち着かせ、癒すものとなった。
此れを私が初めて聴いたときの感じは
裏印象派の作曲家エリック・サティのそれを思い出させたが
もっと近未来的と云うかSF映画のワンシーンに
放り込まれたといえば良いか。
とにかく新しい音楽の到来を感じた。
Ambient 2:Brian Eno
Ambient 3:Brian Eno
Ambient 4:Brian Eno
せく様にして此のシリーズ全部を買い求め
解読不明の地図の様なモダンなジャケットを
日がな眺めては、聴き続けて居たものだ。

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