クアドロ・ヌエヴォ
Quadro Nuevo - Giovanni Tranquillo
以前に"アコーディオン特集"をした時に見つけた彼等は
オーストラリア出身ながら現在はドイツを拠点に
世界中を飛び回っているグループ。
バンド構成は此のライブ映像を見れば判る通り
ジャズをベースに、クラリネットとアコーディオン
此れではピアニカを使っている。
曲調はパリ・ミュゼットからボサノバ、タンゴと
ジャンルを問わないが共通しているのは
”ヨーロッパの黄昏”
クラリネットを使えばフェリーニ映画の道化師。
アルト・サックスでアントニオーニの愛の不毛ムード。
何れも重い雲が垂れ込む欧州の冬の空を想い起こさせる。
彼等がドイツから離れないのも
それが理由かもしれない。
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