マーベル・コミック・ヒーロー・アニメ
私は昔から米国漫画(アメコミ)の線や色使いが好きで
良くロケで行ったL.A.やN.Y.で古本を買い漁ったものだが
それらは総てマーベルという出版社のものだ。
ウォルト・ディズニー社は2009年にそのマーベル社の版権を
40億ドルで買収し、アニメや実写映画の製作を始めた。
今、BSのD-Lifeで週末にオンエアしているアニメの
「アルティメット・スパイダーマン」に「アベジャーズ」シリーズは
見事に、それらをコンピューター・グラフィック制御し
2Dアニメーションながらも劇場用実写長編映画に劣らない
完成度と成っている。
だいたい子供を対象に作られているにしては
登場人物がやたら多過ぎ、話が複雑過ぎて大人の私でも
すべて毎回理解するのが難しい。
例えるなら歴代の仮面ライダーに歴代のウルトラマン達が
毎回一緒に登場し、歴代の怪獣たちが一緒に
襲いかかるといった案配。
やっと悪者のボスを倒した思ったら、その上に
もって悪くて強い奴が出て来る・・・という具合
もう、エンドレスなんでは無いか?
現代科学を駆使した、いや科学が更に進んだ未来という設定に
人間の能力をパワーアップしたり脳をコントロールする展開は
既成概念の無い小さい子供の方が自然に感じるかも知れない。
でも、下敷きに成っているのが、蜘蛛と人間の化学反応や
ギリシャ神話から引用されたヒーローや悪者だから
ある程度インテリの知識が無いと面白く無い筈だ。
何しろテンポが早く、毎回、新しく登場するヒーロー達の
激しい闘いに、70歳の私は着いて行くのが、やっと。
それでも、その手の日本のアニメとは段違いの
スピードと、迫力、それにスケール感は大人でも充分に楽しめる。
恐らく、アメリカの子供達は小さい頃から此のヒーロー達の
カードを集めたり、それが描かれたランチ・ボックスを持って
学校へ行っていたんだろうな。
日本の子供達が怪獣のフィギュアやシールを集めた様にね。
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