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The Hired Hand :Bruce Langhorne
”キネマ通り”に載せた「さすらいのカウボーイ」の
音楽担当はブルース・ラングホーン。
あまり有名でない彼の事は調べれば調べるほど面白い。
まずディランのヒット曲”ミスター・タンブリンマン”の
モデルは彼だったと云う。
彼のタンブリンは来んな大きなトルコのやつだったらしい。
それと、写真では良く解らないが
彼は7歳の時の事故で左の指が2本動かなかったと。
(ジプシー・ジャズのジャンゴ・ラインハルトみたいだネ)
だから所謂セッション等で他のミュージシャンと
合わせるのが得意では無かったとか。
それでもキャロル・キングや当時のフォークのアルバムに
ギターやバンジョーで名を連ねている。
彼はギター以外にも
1人でオーケストラが組めるくらい他の楽器も得意で
此の映画音楽の様に1人でコツコツ音を組み立てる作業に
彼の才能が開花したと云えよう。
とにかく昨日も書いた様に、サウンドはカントリーっぽいが
その展開は、まさに現代音楽のミニマム・ミュージックで
音だけ独立させても斬新なヒーリング・ミュージックだ。
”ブライアン・イーノ”や”ペンギン・カフェ”が登場する
ずっと以前というのが凄い!
とはいえ通販で購入した此の映画のサントラ以外に
彼の曲を見つけるのは、とても難しい。
何方かご存知在るまいか?
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