<最終回>
対アメリカ戦 3 : 0 のストレート負け
全日本女子のオリンピックは終わった。
初戦の韓国に敗れる前から出場権をかけた東京大会で
全日本の状態が悪いのは誰の目から見ても明らかだったが
”リオで燃え尽きます”と云い切った
木村沙織は、リオまで行かなくては話にならないと
必死に頑張り、格下のタイに勝ったものの
その時点で実質的な全日本の世界ランクは
既に10位以下だったのである。
そして監督・真鍋が最終選考で選んだ選手には
ルーキー古賀紗理奈や江畑幸子も居なく
ひたすら”ロンドンの栄光よ再び!”と守備サーブ中心の
無難な選手が選ばれた。
それでも”まぐれ”でも良いから強いロシアやブラジルに
勝つのではないか?と期待するのは私を含めたファンの想い。
朝に夜中にと毎回TVの前で悪い心臓を
バクバクさせながら観ていた。
しかし神風はリオには吹かない!
順当に破れ勝ち、リーグ予選に残るのが精一杯だった。
それにしてもコートの向こう側のアメリカの
大きさには観る方もたじろいだ。
さながら太平洋戦争の日本とアメリカ。
体格の差は歴然。
しかもオリンピック金メダルを2度も取っている
監督カーチ・キライはバレーの神様と呼ばれている名将。
此れに率いられた米国全土から招集された
強者に全日本は”絆”と称して束になっても
敵う筈も無かった。
日本の要・木村沙織のコースは研究し尽くされ
悉(ことごと)くスパイクは決まらず
日本が狙った強いサーブの更に上を行く
強いサーブに崩された宮下遥の不安定なトスが
此れまでの試合でも最悪な展開
木村と同じ東レのセッター田代佳奈美に代えて、やっと
決まり出した時は、もう勝負は終わっていた。
木村沙織”は、リオで燃え尽きる以前に
敵に、その炎を封じ込まれてしまったのだ。
私の前に十数年前、あどけない笑顔で現れた
"DIVA=女神サオリン"
おそらく彼女は希望通り、此れで引退するだろう。
全81回に渡った全日本女子バレーの”追っかけ”も此れで終わり。
さて此れから、どうする?は”サオリン”と同じ・・・とにかく
がんばったネ全日本女子、お疲れ様!


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