モンゴル絵画集
最初にモンゴルへ行った時
国立美術館で歴史的な作品を沢山観たが
何れもソビエト社会主義化の影響が余りにも強くて
私は興味が持てなかった。
むしろウランバートル市内の土産物屋に
無造作に売られていた、此れ等1枚づつの
現代絵画に強く惹かれ、何店か巡り探しては
気に入った作品から有り金を叩いて買い集めた。
下に公開するのは、その1部だが
細かいディテールまで極彩色で描き込まれた
此れ等の作品はチベット仏教の宗教画の様式
自分たちの先祖に対する憧憬や尊敬の意も含め
失われつつある生活習慣への細密描写は興味深いものが有り
その様式化した世界には神秘性が感じられ
先に旅行したブータンの宗教画とも違う
人間臭い表情にモンゴル独自の世界観が見える。
各々、作風も異なるが
30年経った今、此れ等の画家たちは存命だろうか?
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