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私の最愛の祖国:モンゴル民謡
私がモンゴルに興味を持ち何度か、そこを訪ねた頃は
ソ連と共に社会主義が崩壊して国の経済状態が最悪だった。
デパートに品物は何も無く、遊牧生活を止めた国民が
首都ウランバートルに集中し、職のない
親に棄てられた子供たちが、極寒の冬を生き残る為
モグラの様に、温かい地下のマンホールで
近くのホテルから出る残飯で暮らしていた。
それらは”マンホール・チルドレン”と呼ばれていた。
ところが昨日、YouTubeに在った
此のミュージック・ヴィデオを見つけて驚いた。
インド製ミュージカル映画の様に
大草原で男女が歌い踊り狂っている。
中国服に影響を与えた彼等の地味な
”デール”(筒袖で長い丈の服)は
ド派手でカラフルな民族衣装に変わり
ボリショイ・バレエ団仕込みの華麗な振付け。
モンゴル力士の旭鷲山や朝青龍が外貨を稼いで
国が豊かに成ったとは思えないが
とにかく、北朝鮮のインチキ・プロパガンダ映画と違い
明らかに国力が上がり、豊かになっている事を証明している。
”モンゴル・マニア”としては、その事実を素直に喜びたい。
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