此の処、続けてオンエアしていた
パニック映画を2本。
スネーク・フライト(2006)
私はクモやゴキブリ等の昆虫ほど蛇は怖く無いので
結構、余裕で楽しめた。
蛇が飛行機を乗っ取る”ヘビー級映画”の
キャッチ・フレーズ通り
高度何万メートルの上空、逃げ場の無い密室に
猛毒の蛇を放ったのはマフィアのボス。
彼らの殺人現場を見てしまった証人を消す為
乗員全部を殺してしまおうと言う計画だ。
ホノルル発のジャンボの貨物室に毒蛇を何種類も入れて
タイマーで檻の蓋が開く様に細工した。
しかも花の首飾り(レイ)に蛇の興奮剤を吹き付けたから
それをかけた人は一番先に噛まれてしまう。
ヘビは細いから飛行機中スルスルと何処へでも入り込む。
まずトイレで”ナニ”をしようとしたカップルが
裸に成ったところを襲われる。
(此の監督のセンスは結構エロくてエグイ!)
まあヘビという生き物自体グロテスクだが・・・。
機体の配線も噛まれてショート、それにより
様々な故障が発生、それを修理しようとした
パイロットも噛まれアウト。
もう機内はヘビが、ウジャ・ウジャ・ウ蛇
此の手の映画はパニックになる乗客たちの性格を
きっちり描くと恐怖感が増す・・・の定説通り
それぞれの人間性を丁寧に出しているので、展開が面白い。
それに、C.G.と本物と見分けが付かない”蛇の動き”もリアル。
最後は往年の”エアーポート・シリーズ”と同じ
機体爆発か?のパニックへと進む。
しかし主役のサミュエル・L・ジャクソンの活躍で
お約束のハッピーエンド。
睨むと、その人相がヘビににも勝てそうな彼も
配線室の無数のコードと蛇が絡まって苦戦。
中にはガブリと頭から人間を呑込む大蛇までと
”蛇のフルコース大盤振る舞い”と云う訳。
それと、もう一つの作品はブラッド・、ピットと
「007慰めの報酬」の監督マーク・フォスターが組んだ
「ワールド・ウォー・Z」(2013)
まだブラジルでは”ジカ熱”騒動が収まらないが
此れは感染した人が”ゾンビ”化してしまう伝染病映画。
タイトルの”Z”は、ゾンビのイニシャルだ。
あっという間に世界中に広まった、そのウィルスに
人間は成す術も無く、ゾンビ化して行く。
主人公のブラピは、国連の元職員、家族を護るため
否応無しに、その感染源を突き止めるべく
韓国、イスラエル、インドへと危険な移動をしながら追跡する。
エルサレムでは有名な高い壁で、ゾンビと人間を隔離していたが
スピーカーの大きな音でゾンビが刺激され
ゾンビが蟻の様に乗り越えれてくるシーンが圧巻。
此れもC.G.が良く出来ていて本当に怖い。
果たしてブラピは人類を救えるのか?というオチは
観てない人の為に伏せておく。
とにかく此んな”気持ち悪さ”と”パニック”が
エンタテイメントになるのも
平和な時代に生きているからこそ。
録画全部、纏めてDVDとブルーレイのBOXを
作って整理した。
しかし”パニック映画”と伝染病映画”は一緒
”伝染病”が流行れば当然”パニック”になるからね。
0 件のコメント:
コメントを投稿