2016年1月11日月曜日

<追悼>
デヴィッド・ボウイ(1947~2016)
近頃、やたら胸騒ぎが、していたボウイ。
やはり、死んでいた。
その昔、ハリウッドのルーズベルト・ホテルのプールサイドで
音楽評論家の福田一郎氏から切符を貰って行った
ユニバーサル・スタジオのコンサートで観た彼は
まさにジギー・スターダスト「地球に落ちて来た男」
宇宙人であった。
フィナーレ、無数のバルーンが俯瞰で観たL.A,の街を覆い
そのまま自分が宇宙へ飛び立った様な気がした。
ソウルの進化系フィラデルフィア・サウンドへの傾倒
彼はTV「ソウル・トレイン」の番組出演を初めて果たした白人。
すべてが1度として同じ航路を辿らない、時代の水先案内人。
名声”フェイム”を保ちながら前衛であり続けた彼は
私の”ヒーロー”そのものであった。
売れに売れた究極のポップ・アルバム”レッツ・ダンス”
やっと時代が彼に追いついたとまで云われた。
映像に強い興味を持ち、ヴィデオ・クリップも
丁寧に作って来た彼は
優れた曲を提供している。
リンゼイ・ケンプの下でマイムの修行した彼は
俳優として映画出演も多く
阪本龍一の軍人が、捕虜の彼に恋い焦がれる役であった。
それほどの性的魅力で、晩年はスーパー・モデルのイマンと結婚し
身体の不調を理由にコンサートを途中でキャンセル。
その後は謎の様な引退生活。
そして突然の新作”ザ・ネクスト・デイ”をネット配信で
その内容は神の存在を否定するものであった。
その訳は今回解った事だが彼は不治の病”癌”であった。
結局、「地球に落ちて来た男」は映画の結末とは異なり
宇宙に戻れ、今、夜空の星屑と成った。
寒いが外に出て、今夜は、その星を探そうか?

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