2015年8月24日月曜日

2015W杯 対キューバ戦
試合結果 3: 0全日本のストレート勝ち
昔は強かったキューバも今は若い選手を
育てている最中で、だいぶ格は日本より下。
それで真鍋監督はロシア戦で獅子奮迅の活躍した
キャプテン木村沙織を休ませる為
敢えてスタメンから外し、若い古賀紗理奈や
長岡望悠を中心とした攻撃陣を組んだ。
それは、此の大会が全11試合という長丁場で
恐らく選手たちの調子も変動するから
全日本のメンバー全員を交代ざる得ない理由もある。
また、敵国のスコアラーに全日本選手各々の
攻撃パターンを読まれない為でもある。
(今のバレーは総てデータ・バレーだからね)

知っての通り全日本の選手は
今大会、どの国よりも平均身長が低い。
外国の高い身長から打ち込まれる強いスパイク
そして立ちはだかる高いブロックに対抗するには
コンビ・バレーで相手を攪乱するしか無い。
そのトリッキーなプレーは読まれたら最期、効果が無い。
どんどん選手を交代させ、作戦も変更しなければ
ならない。

今日の対戦相手キューバは守備が弱すぎるので
サーブもスパイクも思う様に決まり
良い練習相手で、全日本選手も自信を持った事だろう。
それにしても今日の古賀紗理奈(19歳)の凄さよ。
スパイクにブロックにサービス・ポイントと
チームだんトツの19点を稼いだ。
思えば、春高バレー2年生の時から
(ワタシャ、全部試合はDVD録画して居た)
木村沙織そっくりな選手が出て来たと
騒がれて居た彼女の実力は、本物だった。

小さい時からサオリンに憧れ、
ヴィデオで研究し助走からフォームまで
完全にモノにしてしまったという彼女。
若いのに度胸が有り、頭が良く
勝負どころの感が抜群なのだ。
今や全日本の要に成りつつある。

しかし今、世界のエース・アタッカーの殆どが
200cm近く有り、驚異的なジャンプ力とパワーで
襲いかかって来る中で、
彼女の背の高さは180cmと木村沙織にも劣る
彼女が、どれだけ世界相手に対抗出来るか?
それは全日本女子バレー”未来の課題”でもある。
実は今の春高バレーを観る限り
180cm以上の選手は皆無
ますます女子選手の身長は低く成っている有様。
(先祖に長身のD.N.A.が無いんだから仕方が無いやね)

だから古賀紗理奈の進化は
リオデジャネイロ、いや次の東京オリンピックで
メダルが取れるかどうかの鍵なのだ。

頑張れ全日本女子バレー!

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