外国映画
デビッド・ワーナー(1941~)
此の俳優を最初に観たのはサム・ペキンパーの「砂漠の流れ者」
ジェーソン・ロバーツ相手にインチキ牧師を飄々と演じたのが
強く印象に残った。
次に観たのはテリー・ギリガムの「バンデットQ」
下の様なこわいメイクで悪魔を演じた。
とにかく悪役ながら何処か人間臭く
悪に徹しきれない間抜けなキャラクターは
彼の得意とする処だ。
生まれはイギリス・マンチェスター
老人養護施設経営者の御落胤
英国王立演劇学校で学びシェークスピア劇で
修行を重ねトニー・リチャードソンの
「トム・ジョーンズの華麗な冒険」が映画デビュー
先の「砂漠の・・」以来ペキンパー作品のレギュラー
SF映画の「トロン」や「タイム・アフター・タイム」等に
悪役としての本領を発揮、狡賢く主役を苦しめた。
此の辺りから”被り物”が多く
ティム・バートンの「猿の惑星」にも出てた様だが
此の特殊メイクでは判らなかった(笑)
私の好きな「ミス・マープル:パディントン発4時50分」
にも出ていたが英国紳士役は、地だから流石に決まっていた。
歳を重ねて今や英国を代表する名優だが
サーの称号が無いのは何故だろう。
やはり御落胤は彼の国では認められないのだろうか?
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