2015年6月5日金曜日

外国映画
マルコム・マクダウェル(1943~)
彼のデビューはキューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」
キューブリックが彼の中に見いだした”狂気”は
世界の時代潮流=若者の反乱を先取りしたものであった。
その後、雑誌プレイボーイ製作のメガ・ポルノ
「カリギュラ」でも凶暴さは皇帝役で遺憾なく発揮され
殺人兵器「ブルーサンダー」の危ないパイロット役など
彼が出て来ると場面に只ならぬ危険な雰囲気が漂う。
同じ英国俳優テレン・スタンプと同じで
悪役と言うより、もはや怪優の域に達している。
最近はTVの「名探偵モンク」にゲスト出演していたが
その凶暴な眼付きと圧倒的な存在感は
少しも変わっていなかった。
イギリスの階級制度に歯向かう変革のエネルギー
”憎悪=パンク”を表現する俳優として
決して”悪役”だけに終わらない不思議な魅力を持つ
俳優と云えよう。

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