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Bebo Valdés - El quitrin Haciendo Patria
昨日,書きそびれたが此のジャケットのアルバムは
「チコとリタ」の監督フェルナンド・トルエバが
プロデュースしている。
映画監督が音楽のプロデュースをするのは珍しい事では無い。
映画「サムシング・ワイルド」の監督ジョナサン・デミが
当時、流行り始めたカリブ音楽を集めてアルバムを作っているし
フィンランドの監督アキ・カウリスマキは
ロシア人でもないのに
「レニングラード・カウボ−イズ」のプロデュースをしている。
さらに映画「アンダーグラウンド」の監督エミール・スクトリッツァに
至っては”ノースモーキング・オーケストラ”という
バルカン・ブラス・バンドを組んでアルバムを出している。
映画は、映像と音楽の相乗効果で作るものだから
監督は音楽にも深入りしてしまうものらしい。
でも此の2枚組CD「BEVO DE CUBA」は2004年の発売
その時は、まだ元気だったキューバ音楽の生証人
ピアニストのベボ・バルディスを追っかけている内に
映画「チコとリタ」の構想が浮かんだのだろう。
どう観ても此のジャケのイラストはマリスカル。
その時、彼を巻き込んで
実写では不可能な1940年代ハバナの雰囲気を
アニメで再現したと云う事か?
う〜ん段々謎が解けて来たぞ。
それでも映画の完成までナント10年近くかけているのが偉い!
とにかく此のアルバム「BEVO DE CUBA」は
キューバ音楽のジャンル全部を網羅した贅沢な造り
今日の曲は”ルンバ”でもなく”ソン”というスタイルか?
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