アラン・ドロン出演映画音楽集
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若者のすべて:ニーノ・ロータ
昨日に続いてドロンとニーノ・ロータのコンビ。
美男に美しい音楽は相応しいのか?
監督は後に没落貴族の美意識を主題とした
イタリアの名匠ルキノ・ヴィスコンティ。
此の当時、彼は戦後イタリアン・ネオリズモの
影響が強く、貧困層の兄弟2人の確執を
鋭く描く社会派の監督だった。
アラン・ドロンは彼自身の美貌と才能も有ったろうが
只のフレンチ・アイドルに終わらなかったのは
昨日のルネ・クレマンに、ヴィスコンティという
2大巨匠の演出を受け、若くして映画の本質を
掴んだのでは無いだろうか?
ニーノ・ロータも後に退廃的な作風に変化する
フェリーニ映画以前の時期
やはりイタリアの土着的なメロディをベースとした
哀愁のあるスコアを書いている。
それは又イタリア人監督フランシス・F・コッポラの
「ゴッド・ファーザー」で復活するのだが・・・。
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