2015年4月15日水曜日

 アラン・ドロン出演映画音楽集
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仁義:ミシェル・ルグラン
「サムライ」の名監督ジャン・P・メルヴィルが再び
ドロンとモンタンを組ませたフレンチ・フィルム・ノワール。
そもそも虚無的、退廃的な米国犯罪映画を指す言葉だったが
フランスの批評家が此の使い始めたので
フランスの、その手の映画のジャンルと成ってしまった。
情け容赦無いギャングの世界に”仁義”が有るのは
日本のヤクザと同じ。
メルヴィルは日本映画を良く観ていたと思える。
それでもフランスだから音楽は演歌でなくて
クールなミシェル・ルグランのモダン・ジャズ。
クラシックとジャズに長けた此の天才ピアニストは
此の後、アメリカで「華麗なる賭け」という
犯罪映画も担当する。
メルヴィルの前では大スターのドロンもチンピラに見える。

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