アラン・ドロン出演映画音楽
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レッド・サン:モーリス・ジャール
フランス人のドロンが西部劇に出ると云うのは
可成りハードルが高く、以前アメリカ進出を計って
「テキサス」という作品で失敗している。
その落とし前という訳でもないだろうが
三船敏郎からサムライの西部劇をやりたいと
持ちかけられた時、日本をマーケットにしていた
彼は喜んで参加した。
他の共演者には如何にも西部劇の主とも云う
べきチャールズ・ブロンソン。
今、考えると当時としては夢の競演だ。
国際スター・三船のセンスの良さが窺える。
監督は007のテレンス・ヤング。
3人の国際スターの”顔を立てる”シナリオは
さぞかし難しかったろう。
音楽のモーリス・ジャールは先に
「戦うパンチョビラ」で西部劇をやっていたが
此の異色西部劇に「アラビアのロレンス」の
スケール感より先にロマンチックなメロディーで
此の映画にファンタジーを与えた。
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